行事

塩新田では、年間を通じて自治会を中心に各種の民俗的行事が行われています。伝統的行事や新しく始まった行事と様々ですが、どれも意義があり、また村人の結束や融和を高めるとともに精神文化の形成にも役だっています。 中には多くの人力を必要とするものもありますが、これらがなくては塩新田はその存在価値を失い無味乾燥になってしまいます。これらも村の貴重な財産です。





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初日の出

昭和の後期に子供会を中心に始まった行事であるが、有志の支援を得て毎年盛大に行われている。年末に海岸に日の出の方角に大きな鳥居が建てられ、門松が設置される。元旦当日、暗いうちに浜にはテントが張られ、大晦日にしこんだおでんや甘酒が準備される。 人々が集まり始めると大かがり火が焚かれ、おでんや甘酒とともに御神酒がふるまわれる。初日にお祈りをした後、全員が集合して万歳三唱し記念写真を取るのが恒例である。ここ数年、日の出が見られなかったことはない。

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安全祈願

文化財の秋葉灯籠の項でも述べたが、年が明け初寄り合いの次の休日には、自治会長以下、村の当番組員等が村の全戸から集めた御供米及び御供料を持って可睡斉に赴き、ご祈祷を受け全戸数の秋葉山の御札を受ける。受けた御札は全戸に配られ、それぞれの家で祀られる。 いつ頃からの行事か定かでないが相当昔から継続されている。福田の本町の一部では、初灯といってこの御札を祀って年始めに秋葉燈に灯明をともし安全祈願をしていたという。それが転じて年始めの寄り合いを初灯と称するようになったらしい。

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秋 葉 講

災害防止祈願の念仏講であり、かつては寺谷用水の通水地域の村々で持ち回りにより大々的に実施されていたが、現在は道具も塩新田が保管し現在は塩新田でしか行われていない。4月に公民館で実施される。 当番組が霊供禅等を準備するとともに、種々の各軸を掛け会場をこしらえる。老人会(婦人)が主体となって念仏をあげる。 秋葉念仏だけでなく、油山寺の目の神様への念仏も併せて実施される。終えると各家に赤飯のお握りが配られ、これを食べると病気にならないと言われている。秋葉山は火伏せの神様であるが、風水害や地震等の災害防止の願いも込められた念仏講である。

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お 盆

塩新田のお盆は旧盆(8月)に行われる。お盆にはオショーロ様といってナス牛(現在は印刷物)を乗せた盆棚を準備し、ススキにミソハギの盆花を仏壇やお墓に供える。また、13日から16日には松明を焚く。13日には門でムカエダイを、14日、15日にはお墓とオオド(前庭)で、そして16日に門でオクリダイを焚く。 お盆には遠方の身内も帰ってくるため、夕方の墓地は一種の社交場に変身する。 そのほか、初盆の家では特別な飾りや供え物が用意され、13日には親類が集まり僧侶が来てお経があげられる。また、当日又は翌日には盆義理といって村の全戸の代表者が初盆の家に挨拶にいく。かつては村の有志による念仏もあげられていた。とにかく、初盆の家は大変である。

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敬 老 会

毎年9月の敬老の日に公民館で実施される。磐田市に合併前は福田町の公民館で合同式典が実施されていたが、合併に伴い中止され、各自治会等の計画により実施されている。 塩新田では自治会長及び老人会が中心になり、75歳以上の高齢者が公民館に集まり、会食、講演、余興等により半日間楽しい時を過ごしている。 なお、このほかにも年間を通じて老人会の集会や会食及びリクレーション等が定期的に実施されている。

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お道元様

曹洞宗の開祖道元禅師を祀る念仏講で道元忌の9月29日前後に、秋葉講と同様に当番組が花や霊供膳等を準備し、老人会(婦人)が中心になり公民館で実施される。 最初に先達が「当所に鎮座しまします道元大師に供養し奉る」と唱えた後、参加者全員で香偈、般若心経、道元様御詠歌等を唱え供養する。

お 祭 り

お 祭 り

村の最大の行事である。祭典委員長を中心に企画、調整が実施され、近年は10月の連休に二日間にわたり実施される。一週間前から本格的に準備が実施され、炊き出し等の後方支援は当番組が担当する。 一日目は神事、屋台の引き回し、婦人会による出店が実施され、二日目には、老人会の祝宴、近隣村との屋台の合同引き回し及びもち投げ等が実施される。とにかく、この二日間は公民館や屋台に来れば食い放題、飲み放題であり、 老若男女総てが参加する一年間で最高に楽しい二日間である。祭りの終わった翌日に簡単な片付けを実施し、次の日曜日に本格的に片付けて、たすき脱い(反省会)を実施し終了する。


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